曾祖父の代から、彩七の実家が男子学生の下宿屋を営んでいる。
この春から高校生になる彩七。
幼い頃から高校生が身近にいた彩七は、「高校生」という存在にある理想を抱いていた。
しかし、彩七が通う学校は女子校。
理想と現実に悩む彩七は、ある日通学途中に気になる人を見つける。
しかし現状では名前と学年を知るだけで精一杯。
そこで自分のコネを活かし、知り合いに協力してもらって彼に近付けるように奮闘する。
- - - 人物紹介 - - -
松永 彩七 (まつなが さやな)
中高一貫の私立の女子校に通っている。
姉とは違い、思い立ったらすぐ行動するので両親によく怒られる。
勝気な性格。
松永 絢未 (まつなが あやみ)
彩七の姉。
中学から家を出て寮暮らしを始め、現在は関東の大学に通っている。
潔癖症の気がある。
吾妻 彰二 (あずま しょうじ)
松永荘で暮らす高校三年生。
寮長。
彩七を可愛がってくれている。
織田 ヤマト (おだ やまと)
小田切 樹 (おだぎり みき)
松永荘に住み始めたばかりの男子学生。
気が弱く、存在感が薄い。
寮長の吾妻を慕っている。
東條 愛美 (とうじょう あみ)
彩七の友達。
自宅から学校までは徒歩五分。
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